物流業界の魅力と将来性は実際どうなんだろう?
物流業界における課題って一体なに?
物流業界は今注目されている業界の一つです。
コロナ禍によりネットショッピングの需要が増加し、今まで以上に物流業界の重要性が増してきています。
そのように物流業界への注目度が高まっている中、物流業界の将来性や魅力、今後の課題は何なのでしょうか。
私は新卒で物流業界へ入りましたが、将来性や課題といった実情をちゃんと理解しないまま入ったため、ギャップを感じてしまいました。
そのようにならないために、物流業界のことをしっかり知っておきましょう!
就職活動をしている新卒の方へ向けて、解説していきますね!
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・物流業界の魅力と将来性を知りたい
・物流業界の課題を知りたい
・物流業界で働き続けるべきなのか知りたい
目次
物流業界の3つの魅力と将来性
まずは物流業界の魅力と将来性について解説していきます!
物流業界の未来は明るいのか?お先真っ暗なのか?
実情を見て判断するのはみなさんです!まずは将来性と魅力を見ていきましょう!
物流への需要が高まっている
先ほども挙げたように、ネットショッピングの拡大により、物流の需要が鰻登りに増してきています。
また、コロナによる船便の遅れや航空便の減便により、メーカー側からすると、多少高いお金を払ってでも運んでくれ!という需要過多の状態になってきています。
また慢性的なドライバー不足も続いており、メディアにも取り上げられるようなっています。
そういった事情は誰もが知るものとなっているため、物流企業としては値上げ交渉をしやすい状態といえます。
足元を見られがちだった物流業界も、少しずつ日の目を浴びるようになってきたことは大きな魅力といえますね。
物流業界はなくなることがない
上記のように、現在物流業界への需要は高まっています。
コロナが終息したとしても、多少需要が落ち着くことはあっても、需要がなくなることはあり得ません。
ですので、会社としても社員としても永続的に仕事が発生するため、食いっぱぐれる心配はありません。
この安定感はなかなか他の業界ではないことですので、将来的に業界としてなくなることがないというのは一つの魅力と言えます。
社会への貢献度の高さ
戦争が起こったら、まず補給路を断てといわれます。
現場への補給路がなくなると、食料も弾薬もなくなり、最前線の動きがストップしてしまうからです。
社会もそれと一緒で、もし補給路が断たれてしまうと社会活動はストップし、経済活動を成すことができなくなります。
それほど補給路、つまり物流活動というのは大切なものなのです。
あって当たり前だけれども、なくてはならないものが物流であり、もし物流が止まってしまうと社会へ与える影響は絶大なものです。
まだまだ軽視されがちな物流業界ですが、社会への貢献度の高さは、様々な業界の中でもトップクラスといえるのは大きな魅力ですね。
今後の物流業界の課題
次に、物流業界の抱える課題を挙げていきます。
ずっと抱えている問題だけでなく、最近上がってきた問題点までご紹介していきます!
社員の待遇の悪さ
物流業界は全体的に給料が低く、労働時間も長い傾向にあります。
最近でこそ働き方改革のおかげで、少しは改善され始めたとはいえ、やはり他の業界には待遇はまだまだ劣ります。
私もそういった事情を知らないまま物流業界に入ってしまい、ギャップを感じてしまいました。
物流業界に就職を考えている人は、物流業界の実際の待遇を頭に入れておいた方がいいでしょう。
なお物流業界最大手クラスの日本通運と日立物流の年収や待遇については、下記の記事にてご紹介してあります!ぜひ参考にしてみてください!
一つの企業の実例となりますので、参考になると思いますよ!
慢性的な人手不足
物流業界は、慢性的に人手不足の状態が続いています。
上記にもあげたように物流社員は待遇が悪いため、働きたがる人があまりいません。
特にリフトマンや倉庫作業員といった現場系の社員は将来性があまりなく、世間的にもいいイメージの職種とはいえないため、人気としてもイマイチです。
リフトマン・倉庫作業員の将来性については、「リフトマンはやめとけと言われる理由!本当に底辺な職種なのか?」の記事にてご紹介してみましたので、ぜひ参考にしてみてください!
2024年問題
2024年4月1日より、トラックドライバーの時間外労働時間が年間960時間に制限され、その上限を超えて残業をさせた企業には罰則が適用されるという法改正が行われます。
これを「2024年問題」といい、ニュースにもなっています。
ドライバー不足が問題になっている昨今に、追い討ちをかけるような法改正が行われてしまい、今後物流業界は変革していかなければならないでしょう。
またこの2024年問題によって、物流企業としては、今までと同じ仕事量をこなすことができなくなり、結果売り上げの減少が予想されます。
そのため2024年には、物流業界全体が運賃値上げの動きが出てくることが予測され、物流業界だけでなくメーカーといった他の業界にまで影響を及ぼすでしょう。
物流業界だけでなく、関連する業界にも影響を及ぼす問題として注目されており、これは日本全体で解決していかなければならない問題になるでしょう。
まとめ
・需要は高まる一方
・仕事がなくなることはない
・社会への貢献度が高く、なくてはならない
まとめると、物流業界の将来性・魅力としては大きくこちらの3つとなります。
ただ課題も多く抱えているのが物流業界ですので、「日本が抱える問題を解決していきたい!」と思っている人には、不足がないのが物流業界ですね。
逆に、いいお給料と休みが欲しいという人には向いていないのが物流業界かもしれません。
実際私は、やりがいよりも待遇を重視するタイプだったため、物流業界は合わずにやめてしまいました。笑
そうならないためにも、しっかりした自己分析をし、効率よく多くの企業を知ることが大切です!
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最後まで読んでいただきありがとうございました!